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2022.04.28/ お知らせ

宮城県美ネット 井戸端会議vol.1「市民目線で考える、これからの県美」

<学び、伝える>「市民目線で考える、これからの県美」

2019 年11 月に突如として移転計画が持ち上がった宮城県美術館。宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワークの活動をはじめ、「今の県美を残してほしい」という県民からの声が多数上がり、2020 年11 月に宮城県は県美の移転計画を撤回し、「今の県美で、増築せずに現地存続させる」という方針を決めました。

宮城県は現在、宮城県美術館について平成30 年に策定した「宮城県美術館リニューアル基本方針」に基づいた基本設計を進めています。これは、当時予定されていた「現地で増築して改修する」という計画に基づいたものです。宮城県は移転計画の発表・撤回という一連の流れを経て、県美は「現地で増築せずに、改修のみとする」と計画が変更になった今、リニューアル基本方針で語られた「県美の将来像」はどのように実現されるのでしょうか。とても気になるところです。

今回の市民井戸端会議では、リニューアル基本方針を読みながら、「わたしたちが求める宮城県美術館」の将来像について、参加者の皆さんと語り合いたいと考えています。市民は県美の利用者(=美術家、散策者、鑑賞者、学習者、等)です。市民目線で「これからの県美」について一緒に考えてみませんか?ご参加をお待ちしています。

 

当日は2 つのテーマで井戸端会議を開催!関心のあるテーマにて、ぜひお考えをお聞かせください!

①これからの県美、こうなったらいいな!

芸術文化に触れる場として、学校教育における美術の現場として、県美は重要な役割を担っています。表現者にとっても、県美は発表の場として大きな可能性を持っているといえます。魅力的な県美の空間を、もっと市民が親しみを持って利用できるようになるためには、何が必要でしょうか。利用者の視点からの県美の将来像について語り合いましょう。

②考えてみよう、私たちの関わり方

私たち「宮城県美ネット」は、さまざまな活動をとおして、県美に興味・関心のある方々とたくさん出会ってきました。こうした市民の思いやパワーを、もっと県美の取り組みに活かしていくために、市民の立場でできるアクションを考えてみます。

 

日時  2022年5月14日(土)14:00~16:30(予定)

会場  宮城県民会館 601会議室

定員  80名

このイベントにご参加いただくには、お申込が必要です。以下のいずれかの方法で、「5 月14 日の件」と明記した上で「お名前」「お電話番号」をお知らせください。

(1)フォーム 申し込みフォーム

(2)メール miyagikenbi.net★gmail.com (★を@に変更する)

(3)ファックス 022-707-5303

(4)郵送 〒982-0801 仙台市太白区八木山本町1-38-3 宮城県美ネット 宛て

当日、資料代をいただきます。

宮城県美ネット井戸端会議vol.1