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2024.10.29/ お知らせ

トークイベント「ファインダー越しに見た街」20年で1万枚の街の風景を撮影した「仙台コレクション」 参画した3人の写真家が語り合います

 

宮城県美ネット トークイベント

「ファインダー越しに見た街」

20年で1万枚の街の風景を撮影した「仙台コレクション」

参画した3人の写真家が語り合います

トークセッション 伊藤トオル・小滝誠・松谷亘

 

 

2024年11月17日 (日) 10:30〜12:30

川内萩ホール (東北大学百周年記念会館)・会議室

参加費/無料    定員/30名

※駐車場は限定利用となりますので、ご利用の方は あらかじめ事務局にご相談ください 

 

チラシPDFはこちらからご覧になれます

 

「仙台の街を撮りつくそう」と写真家の伊藤トオルさんが仲間に呼びかけ、2001年にスタートした「仙台コレクション」。目標は1万枚、参加した写真家はのべ13人、ルールは「表現しないこと」。「撮影はまるで修行のようだった」という20年に及ぶ活動は、2022年、仙台の街の膨大な写真記録を積み上げ完遂しました。

撮りためた写真は年ごとに公開されてきましたが、目標達成後、2023年に仙台文学館で開催された『写真展 仙台コレクション2001〜2022 1万枚のメッセージ』は、大きな反響を呼びました。今年、伊藤さん自身が1万枚の中から100枚をセレクトし、『Sendai Collection 100/10000』を出版。 活動を終えたいま、どんなことを思うのか、メンバーが活動について語り合います。


宮城県美術館はかけがえのない建物・場所として、多くの方の声によって現地存続が決定しました。そして「仙台コレクション」は、変わりゆく仙台の街の風景をかけがえのないものと捉え、「仙台の街をとりつくしてやろう」というコンセプトで、風景に優劣をつけずに膨大な枚数を目標に記録を行ってきました。残すことは「未来へ向けて残す」こと。このトークには、未来の宮城・仙台を考えるヒントがあるかもしれません。
みなさんのご参加、お待ちしています!

 

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伊藤トオル

スタジオ勤務を経て、1987年よりフリーランスで活動を続ける。1995年、初の写真集『KUMANO』(洋々社)を出版、その年出版された写真集の優れた10冊に選ばれる。1997年「写真新世紀展」優秀賞(森山大道選)、1999年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。2016年度宮城県芸術選奨受賞。2004年に『夏芙蓉okinawa2003』(蒼穹舎)、2010年に『without records』(・BCCKS)を出版。

 

小滝誠

フリーマーケットで手にした古い一眼レフカメラとの出会いが写真の原点。写真表現の魅力に引き込まれ大学写真部へ入部し、写真漬けの学生生活を過ごす。現在、卒業アルバム制作会社(株)491アヴァン代表取締役。「仙台コレクション」創設メンバーの一人。近年はフィルムカメラに回帰し、フィルムの質感を活かした表現を模索中。

 

松谷亘

様々な職業を経て写真の道に。現在もモノクロフィルム、モノクロプリント制作活動中。「仙台コレクション」は伊藤さんに飲み会で誘われ、面白そうなので参加。愛機は、かつてはコニカBigmini、現在はオリンパス35RC。理由は持ち歩きやすいから。

 

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■主催/宮城県美術館の百年存続を願う市民ネットワーク (通称:宮城県美ネット)

お問い合わせ 宮城県美ネット

連絡先/982-0801 仙台市太白区八木山本町1-38-3

E-mail miyagikenbi.net★gmail.com (★を@に変えてメールしてください)